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西日暮里駅の再開発、2棟の大型複合施設 2030年度竣工目指す
東急不動産は2月3日、西日暮里駅前で進める再開発について、東京都知事から市街地再開発組合の設立が認可されたと発表した。これにより、再開発事業が本格始動する。利便性が高く人気観光地もある西日暮里駅前で、新旧が融合した街づくりを行い地域の活性化を図る。
東急不動産は2月3日、西日暮里駅前で進める再開発について、東京都知事から市街地再開発組合の設立が認可されたと発表した。これにより、再開発事業が本格始動する。利便性が高く人気観光地もある西日暮里駅前で、新旧が融合した街づくりを行い地域の活性化を図る。
西日暮里駅は、JR山手線・京浜東北線、東京メトロ千代田線、都営日暮里・舎人ライナーの4路線が利用可能で交通の利便性が高い。隣の日暮里駅からは、成田空港へダイレクトにアクセスできる。「谷根千エリア」は外国人観光客からの人気も高い。一方、広場や緑地の不足、老朽化した建物が多いことが課題視されていた。
東急不動産はこうした課題を解決するため、各路線から徒歩1〜3分程度の場所にある約2万3000平方メートルの土地に、住宅、大規模商業施設、ホール(コンベンション施設)、事務所、文化交流施設、保育施設、屋上庭園などが入る複合施設を建設する。住宅棟は地上46階建てで、延床面積は約10万9150平方メートル。商業棟は地上10階建てで、同約5万5000平方メートル。2025年度以降に対象地区にある建物の解体工事に着手する。2030年度に竣工予定だ。
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