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「花粉がつきにくくなるシャツ」、洋服の青山が開発 静電気を抑制:プロダクトInsights
洋服の青山は2月6日、静電気を抑制することで花粉をつきにくくしたシャツを発売した。「花粉対策のアイテムが欲しい」という声が多く上がっていることを受けて開発したという。
プロダクトInsights
日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
青山商事は2月6日、静電気を抑制することで花粉をつきにくくしたシャツを発売した。価格は5390円。花粉症に悩むビジネスパーソンが増え、「花粉対策のアイテムが欲しい」という声が多く上がっていることを受けて開発したという。
花粉は静電気と相性がよいことから、衣類に付着しやすく、手でたたいても落ちにくいという特徴を持つ。そこで同社は「静電気を発生させないことが花粉対策につながる」として、静電気を抑制する糸を織りこんだ素材「スパークガード」を採用したシャツを企画した。
綿とポリエステルを使用した同社の通常のシャツと比べて、静電気を約50%抑制する機能を備えた。このため花粉が付着しにくく、手で簡単に払い落とせるという。
商品は「スキッパーカラー」と「レギュラーカラー」の2種類を展開する。スキッパーカラーの色柄は白ドビーで、サイズは5〜21号を用意。レギュラーカラーはパープルストライプで、サイズは7〜17号を用意した。
公式ECサイトで販売するほか、スキッパーカラーは「洋服の青山」の500店舗で、レギュラーカラーは200店舗でそれぞれ取り扱う。
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