コラム
時給7000円、日本にいながら外貨を稼ぐ 円安時代の“海外オンライン秘書”という選択(2/5 ページ)
長引く円安で、日本にいながらドルなどの外貨を稼ぐ働き方が広がっている。中には海外オンライン秘書として、最高時給7000円で活躍する人も……。
利用したのは海外のクラウドソーシングサイト
もなみんさんは、もともとバックパッカーとして世界を旅したことがあり、フィリピンへの短期留学やカナダでのワーキングホリデーも経験している。
現在はグローバル人材育成をサポートする会社に所属し、企業向けに英語研修などを提供している。しかし、業務の中でもなみんさん自身が英語を使う機会は意外と少なく、「もっと英語を生かした仕事がしたい」という思いを抱えていた。
そんな中、2人目の子どもの育休に入った。育児のペースに慣れていたこともあり、新たな挑戦を考えるようになったもなみんさん。「英語を生かした副業をしよう」と決意し、さまざまな手段を模索する中で、外貨を稼ぐ働き方にたどり着いた。
外貨で収入が得られるサービスはいくつかあるが、試行錯誤の末に選んだのは、海外のクラウドソーシングサイト「Upwork(アップワーク)」だ。
Upworkには、未経験者でも挑戦しやすいオンライン秘書の仕事から、経験が求められるプログラミングなどの案件まで、さまざまな求人が掲載されている。中には、「日本でお世話になった人に感謝の手紙を書いてほしい」といった、ユニークな仕事もあるのが特徴だ。
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