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入社先は“親公認”? 25年卒の5割超が「保護者の助言を重視」

2025年度の新入社員に入社の決め手を聞いたところ、「事業内容に興味があった」が最多に。成長意欲を重視する傾向も強まっており、企業側には明確なキャリア支援が求められている。

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 2025年度の新入社員の入社の決め手はなにか。研修事業などを展開するジェイック(東京都千代田区)が調査したところ、入社の決め手は「事業内容に興味があった」(62.1%)が最も多く、次いで「成長できる環境があると感じた」(61.7%)、「面接してくれた社員が魅力的だった」「社風にフィットしていると感じた」(いずれも42.0%)と続いた。

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25年度の新入社員の入社の決め手は?(画像はイメージ、提供:写真AC)

 このほか「自分のことを理解してくれると感じた」(38.9%)、「扱う商品やサービスが魅力的だった」(34.0%)、「勉強していた分野に近かった」(15.3%)も上位に。「成長できる環境があると感じた」と答えた割合は、調査開始の2022年から年々上昇し、今回の調査で初めて60%を超えた。

 同社は「新入社員の成長意欲に応えるため、研修制度やキャリアパスを明確に示すだけでなく、日々の業務において、成長を実感できる継続的な仕組みづくりを行うことが重要だ」と分析する。

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入社の決め手(出所:プレスリリース、以下同)

 入社企業を決めるときに、保護者の意見やアドバイスを重視したかという質問に対し、「重視した」が55.8%、「重視しなかった」が44.2%。過半数の新入社員が保護者の意見やアドバイスを参考にしたことがうかがえた。

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入社企業を決める時に保護者の意見やアドバイスを重視したか

 調査は、新入社員935人を対象にインターネットで実施した。期間は、3月27日〜4月12日。

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