資格は実際に役立っている? 日商簿記、TOEIC、宅建……取得者に聞く
日商簿記、TOEIC、宅建──ビジネスパーソンが取得すべしとされる資格は数多い。取得者は、実際にその資格を役立てられているのか? 東晶貿易(東京都港区)が調査した。
日商簿記、TOEIC、宅建──ビジネスパーソンが取得すべしとされる資格は数多い。取得者は、実際にその資格を役立てられているのか? Webマーケティング事業を手がける東晶貿易(東京都港区)が調査した。
取った資格は、実際に役立っているのか
保有している資格の数は「1つ」が17.2%、「2つ」は15.9%、「3つ以上」は29.6%。合わせて62.7%が1つ以上の資格を持っていた。
就職や転職で資格が「非常に役に立った」は22.3%、「やや役に立った」は32.4%。半数超が役に立ったと実感している。
資格取得によって、どのような具体的なメリットを得たのか。最も多かったのは「就職・転職での採用率が上がった」で24.5%だった。以降は「年収が上がった」(11.1%)、「昇進・昇給した」(4.7%)、「希望の部署に異動できた」(3.1%)、「独立・開業に役立った」(2.7%)、「副業など仕事の幅が広がった」(8.5%)と続いた。
どの資格を、役に立つ・立ったと感じているのか。最も多かったのは「日商簿記」(12.9%)で、以降は「TOEIC」(7.3%)、「宅建」(4.2%)、「FP技能士」(3.3%)、「MOS」(3.1%)、「ITパスポート」(2.8%)と続いた。
資格取得が役立つ具体的な業界・職種は「事務系」(23.7%)が最も多かった。その次に「医療系」(9.9%)、以降は「営業系」(6.1%)、「不動産系」(2.4%)、「金融系」(2.3%)という結果になった。
調査は5月16〜17日、東晶貿易がWebサイトで実施し、男性1191人、女性1204人の計2395人の回答を得た。
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