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さいたまスーパーアリーナ 県が年5億円以上希望のネーミングライツ募集は高額か妥当か(1/2 ページ)
埼玉県有施設「さいたまスーパーアリーナ」の愛称の命名権の募集が始まった。
埼玉県有施設「さいたまスーパーアリーナ」(さいたま市)の愛称の命名権(ネーミングライツ)の募集が始まった。県は年間契約金額について最低約3億円とする一方で、希望額として5億円以上を示し、契約企業に対してはアリーナの魅力向上や競争力強化などの提案も求める。野球場などの命名権料を参考にしたというが、高額な希望額に名乗りを上げる企業は現れるのだろうか。
満足度、地域貢献など重視
令和8〜9年にかけて大規模改修工事を行うのを機に、県は企業と組むことで、「世界で唯一無二の文化・エンターテインメントの拠点」「持続可能な地域・社会づくりに向けた未来を創造する舞台」へと進化させたい考え。契約期間は9年4月からの5〜10年間で、契約企業の提案では来場者・利用者満足度、持続可能性、地域貢献の3点を重視するとしている。
さいたまスーパーアリーナは、JRさいたま新都心駅から徒歩3分の立地にあり、平成12年の開業以来、国内外のアーティストによる音楽コンサート、東京五輪をはじめとしたスポーツイベントの舞台として活用されてきた。今年も8月16、17日に米人気歌手のビリー・アイリッシュさんの来日公演が行われるなど海外アーティストの公演も多い。
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