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猛暑で変わる鉄道員の服装 南海電鉄が始める夏の“装備改革”

南海電気鉄道は25日、熱中症予防のために、駅係員や運転士、車掌らが、夏季に制帽を着用しなくてもよい制度を7月1日から導入すると発表した。

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産経新聞

 南海電気鉄道は25日、熱中症予防のために、駅係員や運転士、車掌らが、夏季に制帽を着用しなくてもよい制度を7月1日から導入すると発表した。乗務員が制帽着用を省略できる制度はJR西日本が昨年導入しているほか、6月24日には京阪電気鉄道も実施を発表しており、今後は他社においても類似の動きが広がりそうだ。

 鉄道関係者によれば、列車の乗務員室などはガラス面が大きく、内部が温室のように暑くなってしまうケースがある。そのため、少しでも肌の露出を増やすために、制帽を脱ぐことが効果的という。

 南海は今後、毎年4月20日〜10月30日において、すべての駅係員および乗務員が業務に支障のない範囲で制帽の着用を省略できることにする。同期間は夏季制服の着用期間で、それにあわせて制帽もかぶらなくてよいようにした。

 南海は新制度の導入について「気候の変動などを受け、社員の健康と安全の確保に必要と判断した」としている。

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