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90%以上の従業員が生成AIを利用 ディップが編み出した「いちばんやさしい生成AIのはじめかた」ITmedia デジタル戦略EXPO 2025夏

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 「なぜあの会社はITによる変革に成功しているのか」――。2025年7月9日に開幕するITmedia主催のオンラインイベント「デジタル戦略EXPO 2025 夏」では、全10カテゴリーから“今”知りたいデジタル戦略の最前線を探求することでその要因に迫る。

 「AI活用」カテゴリーの基調講演では、「バイトル」や「はたらこねっと」などの求人サービスで知られるディップの進藤圭氏(執行役員 BizOps本部長)を招聘(しょうへい)し、 生成AIを社内業務や顧客向けサービスに適応させる際の戦略や考え方について語る。


ディップ 進藤 圭氏

 2022年に「ChatGPT」が公開されて早くも2年以上が経ち、生成AIの活用が広がっている。一方、多くの企業で「どのようにはじめればよいのか分からない」「社内で普及しない」「生成AIを使って自社の事業のどこを変革できるのか」といった悩みが生じている。

 ディップでも同様の課題を抱えていたという。同社は、約3000人の従業員のうち、65%を営業が占め「ITリテラシー」は決して高くない」。それでも、生成AIを導入してから約3カ月で従業員の90%が利用するようになり、顧客向けサービスにAIエージェントを組み込むことでサービスの品質を向上させるまでになった。

 進藤氏は、「生成AIはただのGPTの話じゃない。業務や習慣や社風の話」だと強調した上で、顧客体験は「自分の作業と組織の業務、ユーザー向けサービスが複雑にからみあって成り立っているため、まずは自分の作業を変えるところからはじめよう」と話す。一般的に、IT活用のフレームワークにおいては「業務フロー全体を効率化しよう」と言われるが、同氏いわく「私たちの会社の業務は一部だけ切り出しても複雑、いきなり全体を変えようと考えるだけで気持ち悪い」と話す。そこで、同社ではまず「3000人全員が使う効率化の仕組み」として顧客訪問のお礼メールを効率化するツールを作った他、「仕事を流れを変えない」「自社に合った仕組み」というポイントを押さえた仕組みを作り上げた。具体的に、どのような業務に生成AIを適応させていったのか。


視聴はこちら(無料登録)から

 デジタル戦略EXPO 2025 夏では「業務効率化」や「コミュニケーション/EX」など全部門が参考になるカテゴリーの他、「経理・財務戦略」「人事・組織戦略」など部門別に役立つカテゴリーのセッションを20日間にわたりお届けする。登録は無料、会期は2025年7月9〜8月6日。「新規登録&来場キャンペーン」も実施しているので、ぜひ会場でデジタル戦略の最前線に触れてほしい。

ディップの生成AI活用のポイントを詳しくチェック

 ディップが取り組んだ生成AI活用。生成AIを“より多くの人が触る”業務に適応させる「銀座理論」の他、AIを社内で促進させるための納得のアイデアが詰まっています。進藤氏が語るリアルな課題解決の方法をこちらから無料でご視聴いただけます

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