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スシロー万博店、“サステナブルなすし”3品新発売 全メニューで養殖の水産物を使用
「スシロー未来型万博店」で展開する、陸上養殖などの水産物を使ったすし「あしたのサカナ」シリーズで、新たに3商品を発売する。
回転すしチェーン「スシロー」を運営するFOOD & LIFE COMPANIES(大阪府吹田市)は7月2日、大阪・関西万博内のスシロー未来型万博店において、陸上養殖などの水産物を使ったすし3品を新たに発売すると発表した。
スシロー未来型万博店は、食事を通してサステナブルな水産資源への取り組みを学べる店舗で、提供される水産物は全て養殖されたものだ。中でも、海洋や天然資源の保全につながる「陸上養殖」や「完全養殖」で育てられた水産物を使ったすしを「あしたのサカナ」シリーズとして提供している。新商品も同シリーズで販売する。
地球温暖化による夏の海水温上昇にも対応できる養殖水産物を使ったすしで、7月2日より順次販売する。低密度の陸上養殖で育った「陸上育ちの竹富島クルマエビ」、海上養殖された「愛南育ちのセンネンダイ」「美ら海育ちの漬けヤンバルスギ」の計3種類だ。
スシロー未来型万博店では、全席にデジタル上で回転すしレーンを体験できる「デジロー(デジタル スシロービジョン)」を設置。水産資源の課題や持続可能な取り組みについて学べる「UNI CATCH GAME(ウニキャッチゲーム)」を万博限定で導入した。
また、全商品をノーポーク・ノーラード(豚肉や豚肉由来の成分を使っていないこと)で提供している。豚骨不使用の「豚骨風ラーメン」や植物性由来の材料で作られたプラントベースのすしなども展開しており、多様な食のニーズに応える。
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