ニュース
フリーターの8割が「経済的ゆとりなし」 正社員希望も厳しい現実(2/2 ページ)
マイナビが行った調査で、フリーターの約8割が「経済的ゆとりがない」と回答。正社員を希望しながらも就けない背景には、スキル不足や雇用ミスマッチがあるようだ。
「リスキリングに取り組んでいる」は約2割
経済的ゆとり(収入や貯蓄・資産の余裕)の状況を尋ねると、「ゆとりがない」と答えたのは、若年フリーターで78.3%、中年フリーターで81.2%にのぼった。
リスキリングに取り組んでいる人の割合を見ると、若年フリーターで20.9%、中年フリーターで16.7%にとどまった。わずかだが若年フリーターのほうがスキル習得を行っている傾向がみられた。
取り組む理由として、若年フリーターは「自己成長のため」(24.2%)、中年フリーターは「収入を増やしたいから」(31.1%)がトップだった。
一方、取り組んでいない理由は、いずれも「負担する費用が重いから」が最も多く、費用面がネックとなっていることが分かった。
調査は、アルバイト・パートとして働く15〜44歳(男性は既卒、女性は既卒かつ未婚の就業者)の2419人を対象に実施した。期間は、2月17〜25日。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
隣の同僚が億万長者に? 知られざる「いつの間にか富裕層」の実態
かつて「一生分の大金」とされた1億円。だが今では、一般の会社員でも資産1億円を超える「いつの間にか富裕層」になるケースが増えている。野村総合研究所の調査から見えてきた、“元庶民”たちの新たな富の姿とは――。
7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
「いまの時代、7割は課長になれない」と言われているが、ビジネスパーソンはどのように対応すればいいのか。リクルートでフェローを務められ、その後、中学校の校長を務められた藤原和博さんに聞いた。
「辞めたけど良い会社」 ランキング ワースト30社の特徴は?
辞めたけれど良い会社は、どのような特徴があるのか。IT業界で働いた経験がある人に聞いた。
【マナー】風邪をひいた上司に一言 「お大事にしてくださいね」はアリ?
上司が風邪をひいた場合、どう言えばいいのか。「お大事にしてくださいね」はアリ?



