2015年7月27日以前の記事
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レジャー施設のチケット価格「前年比1.9倍」に、なぜ?(2/2 ページ)

全国のレジャー施設ではチケット料金の値上げが相次いでいる。帝国データバンクがまとめた調査によると、今年チケット料金を引き上げた施設は71施設に上り、前年の37施設から約1.9倍に増加。物価高の波は、家族連れの夏の定番行楽先にも押し寄せている。

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産経新聞
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 個別施設の例では、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)の「1 デイ・スタジオ・パス(大人)」が1万1900円と全国で最高額となった。

 電気代や人件費などの運営コスト上昇に加え、混雑緩和や待ち時間の短縮といった「付加価値」を打ち出す高価格帯チケットの導入も進む。テーマパークでは「プレミアム化」の傾向が強まる。こうした値上げが進むことで、若者のテーマパーク離れやリピーター離れ、来園意欲の低下も懸念される。

 TDBの担当者は「大規模な施設を中心に、来場者数から単価重視への流れが強まっている」と指摘し、「来年以降も価格改定が続く可能性がある」と分析している。

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