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退職率が2年で10.3%→6.5%に QBハウスが「理美容業界の深刻な人手不足」に挑むワケ:社内向けアプリで帰属意識を醸成(2/2 ページ)
理美容業界では人手不足が深刻化している。機械やAIに頼れない特性上、他業界以上に"働く人”の確保・定着が重要だと、キュービーネットホールディングスは危機感を語る。
AIや機械に頼れない理美容業界 深刻な人手不足にどう取り組むか
理美容業界では人手不足が深刻化している。機械やAIに頼れない特性上、他業界以上に"働く人”の確保・定着が重要だと、総務部 広報担当マネージャーの平山貴之さんは危機感を語る。「理美容業界は人ありきのサービス業なので、人への投資は惜しまない方針だ」
同社は中期経営計画でも「人への投資」を注力テーマに掲げる。
採用や人材育成の面では、社内カットスクール「ロジスカット」を各地で運営し、経験の浅い人材も研修を受ければスタイリストとしてデビューできる教育環境を整えた。
人材の定着の面では、これまでに給与や評価制度の改善に積極的に取り組んできた。平山さんは「従業員の頑張りを評価したり、感謝を伝えたりする場を提供してきた」と話す。
実際、退職率は2023年の10.3%から2025年には6.5%にまで改善した。
今後、Qプラの活用を活性化することで、従業員のつながりを含め、さらに定着率を高めていきたい考えだ。ゲーミフィケーション要素を加えるなど工夫を凝らし、利用率の向上を目指す。
宮城さんは「今一人一人の従業員が持つエネルギーを高めていける場所として、Qプラを全社員で成長させていきたい」と締めくくった。
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