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人口3万人の町が全国トップの「社会増加」 大阪・島本町で何が起きているのか(1/2 ページ)

総務省が6日に発表した人口動態調査によると、大阪府島本町は、転入者が転出者を上回った人数を示す「社会増加」の数が663人に達し、全国町村のトップに輝いた。

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産経新聞

 総務省が6日に発表した人口動態調査(1月1日時点)によると、大阪府島本町は、転入者が転出者を上回った人数を示す「社会増加」の数が663人に達し、全国町村のトップに輝いた。2位の北海道倶知安町(661人)を僅差で抑えた。前年の44位から大幅に躍進。人口3万人程度の島本町に何が起きたのか。

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JR島本駅近くの巨大マンション。町への転入者の数を押し上げた=大阪府島本町(山口暢彦撮影)

 社会増加の内訳は日本人が532人、外国人が131人。日本人の増加数も全国の町村で首位だった。

 理由は活発な住宅開発により、ベッドタウンとしての魅力が高まっていることだ。

 島本町の担当者は「JR島本駅周辺の畑などがあった場所でマンション開発が進み、ファミリー層の入居が始まっていることが要因ではないか」と話す。マンションのほかにも、戸建て住宅が数多くできているという。

 島本町は大阪と京都の中間に位置し、両都市へのアクセスが良い。

 島本駅から大阪駅までは20分台、京都駅まで20分弱、高槻駅まで4〜5分で行ける。島本町の担当者は「電車で通勤している住民はかなりいるだろう」と話す。

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