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夏休みの宿題のクセは大人になっても残る? 書類着手のタイミングに顕著な差
夏休みの宿題の取り組み方は、ビジネス書類の着手タイミングに影響することが、ミズカラの調査で明らかになった。改善に成功した人は、自分の努力やスケジュール管理で時間配分のクセを克服しているようだ。
夏休みの宿題とビジネス書類の着手タイミングに相関はあるか。コーチング事業などを手掛けるミズカラ(東京都千代田区)が実施した調査によると、書類を会議前ギリギリに準備する割合は、夏休みの宿題を1週目から計画的に行う派で2.8%、学生時代に夏休み最終週に駆け込みで派で23.3%と、8.3倍の差があった。
時間配分のクセを改善しようとした経験について聞くと、「改善できていない」と「試みたことがない」が合わせて78.8%、「改善に成功した」は21.2%にとどまった。
改善に成功した人が取り組んだことを見ると、最も多いのは「自分の中で心がける努力をした」で73.6%だった。以下「スケジュール管理ツールを利用した」(25.5%)、「身近な人のサポートを受けた」(17.9%)と続く。
一方、失敗した人も「自分の中で心がける努力をした」が最も多く50.3%だったが、成功者との差は20ポイント以上もあった。ただ「スケジュール管理ツールを利用した」(35.2%)と「身近な人のサポートを受けた」(27.4%)は、成功者より高い割合だった。
調査は、25〜59歳の500人を対象にインターネットで実施した。調査期間は、7月30〜31日。
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