2015年7月27日以前の記事
検索
ニュース

ふるさと納税「100%還元」、趣旨に反する過激広告 駆け込み需要狙いの品位なき競争(1/3 ページ)

ふるさと納税で10月から仲介サイトの運営事業者によるポイント付与が禁止されることを受け、駆け込み需要を狙って「100%還元」などとアピールする過激な広告が横行している。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena
産経新聞

 ふるさと納税で10月から仲介サイトの運営事業者によるポイント付与が禁止されることを受け、駆け込み需要を狙って「100%還元」などとアピールする過激な広告が横行している。自治体間の競争も激しくなり、賛否の分かれる返礼品も登場。制度の問題点が鮮明に浮き彫りになっている。

photo
「100%還元」と宣伝するふるなびのサイト

「最大全額還元だよ」

 大相撲の元横綱貴乃花の花田光司さんが牛の模型に乗ってふるさと納税をアピールする。「ふるなび」を運営するアイモバイルのテレビCMだ。ふるさと納税では、返礼品の調達額が寄付額の3割を超えてはならないが、規制されるのは調達費用の全額についてで、抽選で当たった一部の利用者にだけ上限を超えることは許されるという抜け道をついた。

copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る