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会社の業績に寄与しない仕事は極力排除すべし 業務効率化に必要な視点(1/6 ページ)

業務効率化に必要なことを、戦略コンサルタント/データサイエンティストとして活躍しているF6 Design株式会社の山本大平社長に聞いた。

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 業務効率化を行うために大切なこととは? 戦略コンサルタント/データサイエンティストとして活躍しているF6 Design株式会社の山本大平社長に話を聞いた。

――業務効率化において最も大切にしていることは?

 私は「いらんことすな」を口癖のように使っています。つまり、会社の生産性に寄与しない仕事を極力排除することが大前提です。よくあるのが、上司に「これやっといて」と言われたことを、意味も考えずに実行してしまうケース。まずは「それって何のためにやるのか?」を考え、必要がなければ断ってもいい。これはチーム全体で徹底しています。


山本大平社長

――「何のためにやるのか?」という問いがカギになるのですね

 そうです。「目的を明確にすること」が生産性向上の第一歩です。例えば、会議の議事録を毎回作成する習慣があっても、それを誰も見返さないのであれば意味がありません。私たちの調査でも、97〜99%の議事録は再確認されていないという結果が出ました。であれば、要点だけ共有できれば十分ですよね。

――会議の進め方自体にも無駄が多いと

 そうですね。目的もアジェンダもない定例会議を、ただ「決まっているから」と続けているケースは多いです。そんなときこそ「本当にやる意味があるのか?」と問い直すべきです。

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