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銀行員の平均年収は? 大手行と第二地銀で広がる“格差”(2/2 ページ)

銀行員の平均年収が上昇し、過去最高を更新した。大手と第二地銀の差は252万円に広がり、行員数は減少傾向が続いている。

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行員数は減少

 行員数の合計は17万819人。前年度(17万1827人)から下回り、2年連続の減少となった。業態別では、大手行が前年度比949人減、地方銀行が同2人減、第二地銀が同57人減だった。

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業態別の行員数推移

 行員の平均年齢は40.3歳で、3年連続の40歳台だった。東京商工リサーチは「新卒採用に加え、専門性の高い分野の積極的な中途採用が背景にある」と分析する。業態別では、大手行が41.6歳、地方銀行が40.4歳、第二地銀は39.9歳で、10年ぶりに低下した。

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平均年齢

 調査は、2024年度の有価証券報告書でデータを公表した大手行6行、地方銀行37行、第二地銀20行の合計63行を対象に集計・分析した。

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