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近鉄の運転士サングラスが“ヤフオク流出” 騒動の真相は?(2/2 ページ)
関西私鉄大手の近畿日本鉄道が直射日光などから運転士の目を保護するため、7月から本格導入したサングラスと同一とみられる製品が、インターネットオークションに出品される事態となった。
近鉄によると、サングラスの出品を把握した同社側は、貸与品の出品は社内の規定に反するなどとして、サイトを通じ出品の取り消しを求めるとともに、サングラスを貸与した運転士を調査。広報担当者は「実際に貸与したのはまだ名古屋方面の一部運転士だけ。貸与した全員がサングラスを所持しているのを確認した」としている。
一方、出品されたサングラスは落札者がいないまま、いったん入札が終了。今月15日夜に再び出品されたが、翌16日午後に落札の形跡がないまま入札が終わった。近鉄側は貸与品の紛失などが確認できない上、「出品されたサングラス自体が本物かどうかも分からない」(広報担当者)との立場で、出品騒動の真相は謎に包まれたままとなっている。
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