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働く人の6割が目標を設定 人生の幸福度に影響か

働く人の約6割が仕事で目標を設定しており、人生の幸福度とも関係があることが調査で明らかになった。自発的に高い目標を持つ人ほど、人生にも前向きな姿勢を示す傾向がうかがえる。

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 仕事で目標を設定している人は、どのくらいいるのか。認知科学に基づくコーチングを提供するミズカラ(東京都千代田区)の調査によると、目標設定を「している」と答えたのは60.6%で、「していない」は39.4%だった。

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働く人の目標設定に関する調査(画像はイメージ、提供:写真AC)

 目標設定をしている人の内訳を見ると、「達成可能な数値を設定」(20.4%)が最も多く、「定性的に漠然と設定」(16.7%)、「会社から与えられる数値」(12.8%)と続いた。「達成困難な高い目標設定を自発的に行う」(10.6%)は1割にとどまった。

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目標設定について(出所:プレスリリース、以下同)

 仕事と人生、それぞれの目標設定の相関を見ると、仕事で自発的に高度な目標設定をする人の50%以上が、人生に対しても目標設定をしていることがうかがえた。一方で、会社の目標設定をしていない人の80%以上が、人生の目標設定もしていないことが分かった。

 同社は「仕事で目標を達成する充実感や手ごたえを知った人は、自然と人生全体にも明確な目標を持つようになる」と分析する。

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仕事と人生、それぞれの目標設定の相関

 人生の目標設定は、幸福度に影響するのか。幸福度が「高い」と回答した人のうち、目標を設定しているのは57.9%、していないのは35.0%だった。人生の目標設定をしている人は、幸福度も高いことが分かった。

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幸福度に関する調査

 調査は、25〜59歳の500人を対象にインターネットで実施した。期間は、8月26〜27日。

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