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コンビニおせち商戦本格化 ファミマは早割拡充、ローソンは値下げ
ファミリーマートは9月24日から、2026年のおせちの予約受付を開始した。既にローソンでは、9月16日からおせちの予約を開始している。各社の戦略は?
ファミリーマートは9月24日から、全国の店舗(沖縄県を除く)と、ECサイト「ファミマオンライン」で、2026年のおせちの予約受付を開始した。
すき焼き肉またはズワイガニがセットの「欲望おせち」や、キムチ鍋付きの「背徳おせち」、人気キャラクターのコラボおせちや名門ホテル、老舗料理店が監修したおせち、三越のおすすめおせちなど、全35品をそろえる。
同社が、2026年のおせち購入予定者520人を対象に調査したところ、66%が「今年の物価高は、2026年のおせち選びに影響がある」と回答。「お得感があるおせちを購入する」(57.1%)、「早割対象おせちを選ぶ」(49.3%)といった傾向が見られた。一方で「2026年のお正月は、高級食材などで『食のぜいたく』をしたい」と答えた人も半数を超えた。
この結果を踏まえ、ファミリーマートは通常価格より10%割引する早割対象商品を、前年の7品から10品に拡大する。2026年は初めて、高級食材を使用した「八百彦本店」のおせちも早割の対象とした。
ローソンも9月16日から、全国の店舗と「ローソンアプリ」で、おせち予約を受け付けている。物価高に対応し、定番商品の「プレミアムな和風おせち三段重」「和洋中のおせち三段重」「和洋中のおせち一段重」を、それぞれ前年より約1割安く提供する。
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