2015年7月27日以前の記事
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「辞めさせない」の実態 転職ミドル世代の2割がハラスメント被害

ミドル世代の転職時、最も引きとめられる理由は「後任が不在の場合」(65%)。引きとめ手段は年収アップや役職改善が中心だが、思いとどまる人は1割未満。不当なハラスメントを経験した人も2割に上った。

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 ミドル世代が転職時に引きとめられるのは、どんな場面だろうか。エン・ジャパン(東京都新宿区)が転職コンサルタントを対象に行った調査では、「後任が不在の場合」(65%)が最も多かった。

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ミドル世代の転職時の引きとめに関する調査(画像はイメージ、提供:写真AC)

 引きとめの手段は「年収アップの提示」(62%)が最も多く、以下「後任者が見つかるまでの期間延長の要請」(55%)、「役職や待遇改善の提示」(51%)が続いた。

 引きとめられたミドル世代のうち、転職を思いとどまった人の割合については、「1割未満」と回答した人が62%で、半数を大きく上回った。

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転職の引きとめ手段は?(出所:プレスリリース、以下同)
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引きとめられたミドル世代で転職を思いとどまったのはどのくらいいるのか

 引きとめられる可能性が高い状況として、最も多かったのは「後任が不在の場合」(65%)。次いで「進行中のプロジェクトに関わっている場合」(45%)、「人物評価が高い場合」(38%)となった。

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引きとめられる可能性が高い状況

 不当な引きとめ(ハラスメント)を経験した人は20%いた。具体的には「上司や上位役職者による恫喝」(47%)が最多で、「退職届の受理拒否や必要書類の発行遅延」(44%)、「退職時期を繰り返し延期させられる」(44%)が続いた。

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不当な引きとめ(ハラスメント)に遭遇したことはあるか
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不当な引きとめの内容

 調査は、人材紹介サービスの転職コンサルタントの230人を対象にインターネットで実施した。調査期間は、8月21〜27日。

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