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「ミャクミャク様さま」大阪・関西万博、230億〜280億円の黒字見込み

大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は7日、万博の運営収支が230億〜280億円の黒字になる見通しだと発表した。

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産経新聞

 大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は7日、万博の運営収支が230億〜280億円の黒字になる見通しだと発表した。入場券の売上高が計画を大幅に上回ったことが大きく、好調な公式キャラクター「ミャクミャク」のグッズ販売も下支えとなった。

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会見する日本国際博覧会協会の十倉雅和会長(左)と、石毛博行事務総長=7日午後、大阪市此花区(川村寧撮影)

 協会によると、黒字の内訳は概算で入場券が200億円、グッズ販売などが30億円。さらに1160億円と見込んでいた運営費が、最大50億円抑えられる可能性がある。

 万博は運営費が当初計画の約1.4倍に膨らみ、赤字の懸念もあったが、2005年愛知万博の129億円を超える利益水準になる見込み。

 正確な黒字額は28年3月の協会解散後に確定する。使途については、国が関係者や有識者による協議の場を作り、決定する。

 収支に関し、十倉雅和会長は「会場の安全・安心に努めた結果、好評で多くの人に来ていただいたことに尽きる。ミャクミャクグッズも寄与した」と語った。

 一方、13日の閉会式に石破茂首相が出席する方向で調整していることも判明した。(桑島浩任)

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