【都道府県別】20代の仕事満足度 青森や東京は上位、低調なのは？

ジブラルタ生命は、「20代の意識・実態調査2025」の結果を発表した。その結果……。

[堀内ひろ，ITmedia]

　ジブラルタ生命（東京都千代田区）は、「20代の意識・実態調査2025」の結果を発表した。働く男女で仕事内容に「満足（非常に満足＋どちらかといえば満足）」と答えた割合は55.1％で、「不満（非常に不満＋どちらかといえば不満）」の44.9％を上回った。

ジブラルタ生命が調査（出典：写真AC）

　「満足」と答えた人の内訳を見ると、「職場環境」は53.1％、「職場の人間関係」は57.8％、「自己成長の機会」は56.1％だった一方で、「給与・待遇」は43.6％と不満層が満足層を上回る結果となった。

現在の仕事に対してどのくらい満足しているか （出典：プレスリリース、以下同）

　都道府県別に見ると、満足度が最も高かったのは、仕事内容で「青森県」（67.2％）、職場環境と人間関係で「東京都」（66.7％、70.7％）、自己成長の機会で「岐阜県」（68.8％）、給与・待遇で「秋田県」（58.7％）だった。

　一方、山口県では5つの項目のうち、仕事内容（39.7％）、職場環境（39.7％）、職場の人間関係（42.6％）、給与・待遇（30.9％）の4項目において満足している人の割合が最も低かった。

現在の仕事に対して満足している人の割合（都道府県別）

　インターネットによる調査で、対象は全国の20〜29歳の男女4700人（男性2350人、女性2350人。各都道府県100人になるように抽出）。調査期間は8月8〜26日。