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「イトーヨーカドーでカインズの商品が買えて便利」の声も 取り扱いが73店舗に拡大 背景に立地の違い
イトーヨーカ堂は、カインズのオリジナル商品の取り扱いをイトーヨーカドーの生活雑貨を扱う全73店舗に拡大した。
イトーヨーカ堂は10月31日から、カインズのオリジナル商品の取り扱いをイトーヨーカドーの生活雑貨を扱う全73店舗に拡大した。
イトーヨーカドーは食品に加え、日用品や医薬品、化粧品などの品ぞろえ強化を進めている。2024年10月から首都圏を中心に50店舗でカインズオリジナル商品の展開を始めたが、利用客からの好評を受け、対象店舗を広げる。
取り扱うのは、カインズで人気の洗濯用品、掃除用品、キッチン用品など。導入当初は約30アイテムだった商品ラインアップは、現在約120アイテムに拡大している。
イトーヨーカドーでは、導入後に「いつも利用しているイトーヨーカドーでカインズの商品が買えて便利」「商品数を増やしてほしい」といった声が多く寄せられたという。30〜50代の女性を中心に人気で、対象カテゴリーの売り上げは約10%増加した。
イトーヨーカドーは都市部の駅前など中心に店舗を構える一方、カインズは地方のロードサイド型店舗が多い。カインズは「これまで商品に触れたことがなかったお客さまにも、その価値をより身近に感じていたける」とコメントした。
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