ニュース
上司の6割が「部下に嫉妬」 人事の評価、昇進スピード……最も多いのは?(1/2 ページ)
パーソルキャリアの調査で、上司の6割が部下に嫉妬した経験ありと回答した。その理由は……。
上司が部下に嫉妬するのはどんなときか。パーソルキャリアが実施した調査によると、部下に嫉妬した経験がある上司の割合は59.6%に上った。部下に嫉妬した理由のトップは「人事評価の結果」(27.3%)だった。
職場で若手世代の優遇を実感するか尋ねたところ、52.7%が「感じる」と答え、過半数を占めた。内容については、「給与」(44.6%)が最多となり、次いで「チャレンジの機会」(30.4%)、「昇進スピード」(26.5%)と続いた。
部下に嫉妬した経験の有無を聞くと、59.6%が「ある」と答えた。嫉妬の理由で最も多かったのは「人事評価の結果」(27.3%)、以下「はたらき方」(22.2%)、「学歴」(19.2%)だった。
上司と部下に、価値観の違いから生じる課題を感じるかを尋ねた。その結果、上司側の「感じる」は73.0%、部下側の「感じる」は62.6%だった。
上司側が感じる部下との価値観の違いから生じる課題のトップは、「キャリア観の違い」(30.6%)で、以下「業務の進め方の違い」(24.0%)、「部下との信頼関係不足」(23.1%)と続いた。
「信頼関係不足」と回答した上司もいたが、日々のモチベーション向上や働きやすさの改善のため、部下との距離を縮めたいと考える声も寄せられた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
隣の同僚が億万長者に? 知られざる「いつの間にか富裕層」の実態
かつて「一生分の大金」とされた1億円。だが今では、一般の会社員でも資産1億円を超える「いつの間にか富裕層」になるケースが増えている。野村総合研究所の調査から見えてきた、“元庶民”たちの新たな富の姿とは――。
7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
「いまの時代、7割は課長になれない」と言われているが、ビジネスパーソンはどのように対応すればいいのか。リクルートでフェローを務められ、その後、中学校の校長を務められた藤原和博さんに聞いた。
「辞めたけど良い会社」 ランキング ワースト30社の特徴は?
辞めたけれど良い会社は、どのような特徴があるのか。IT業界で働いた経験がある人に聞いた。



