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スーツ大手AOKIが見据える2035年 “選ばれる服”を増やすための改革(1/4 ページ)

AOKIが働き方の変化を受け、カジュアルとレディースの比率拡大に本格着手。2035年までに各3割を目指し、全国200店の改装を進める。新概念「スーティング」で新たな成長を図る。

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産経新聞

 紳士服大手、AOKI(アオキ)の青木彰宏会長兼社長が21日までに産経新聞の取材に応じた。ファッション事業で売上高の約1割にとどまっているTシャツなどのカジュアル衣料、同2割の女性向けのレディース衣料をそれぞれ2035年までに3割に引き上げる方針を明らかにした。商品構成や売り場を大きく変えるため、既存の「AOKI」約500店の4割にあたる200店を28年度までに改装するなどの改革を急ぐ考えも示した。主なやり取りは以下の通り。

働き方の変化に対応

――カジュアル衣料とレディース衣料強化の狙いは

 「お客さまのニーズやウオンツ(欲求)が大きく変わる中、(ファッション事業の売上高の約7割を占める)ビジネススーツだけではなく、働き方の変化に伴い需要が伸びているオフィスカジュアルやビジネスカジュアルにもしっかり対応する。そういった意味でカジュアル、レディースに力を入れていく。ただ、スーツの売り上げが落ちるわけではない。全体の売上高を伸ばしていく中で、スーツも晴れ着とか勝負服などとしてのブランド価値は上がっている。価値に見合った商品をしっかり投入して注力する」

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インタビューに応じるAOKIの青木彰宏代表取締役会長兼社長(梶山裕生撮影)

――200店の店舗改装のポイントは

 「基本的に主に郊外の幹線道路沿いのロードサイドでワンフロアで売り場の広さが150坪前後の標準店を中心に、売上高の比率をビジネススーツ7割、カジュアル1割、レディース2割からビジネス4割、カジュアル3割、レディース3割に変えていく。売り場や商品構成も大きく変えていく。25年10月に全面改装してオープンしたAOKI銀座本店はそのモデルケースと考えている」

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