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中国停止でも崩れなかったホタテ輸出 その裏にあった構造転換、業者「影響はない」(2/2 ページ)

台湾有事を巡る首相答弁に伴い、中国が日本産水産物の輸入を事実上停止したことを巡り、国産ホタテガイの輸出動向が注目されている。

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産経新聞
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禁輸状態が「延びた」だけ

 ホタテガイの産地である北海道枝幸(えさし)町の水産加工会社「枝幸海産」の松嶋修一社長は「取引している商社や卸業者が台湾向けに販路を拡大しているので影響はない」と話し、「影響を受けているところは少ないのではないか」とみる。函館市の水産加工会社「きゅういち」もこの2年間でメキシコや欧州に販路を分散させるなど「中国に依存しない仕組みにしてきた」(広報担当者)という。

 ホタテガイを巡っては、今年6月に中国の禁輸が約2年ぶりに緩和されたばかりだった。今回の輸入停止措置について、東京大大学院の八木信行教授(水産経済学)は「禁輸状態が延びたということに過ぎない。中国に依存しない市場ができているので、大きな影響はないだろう。ただ、長期的にみるとどのような影響が出るかは不透明なままだ」と話した。(長谷川毬子、坂本隆浩)

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