「ヨネックス」五輪で高まるブランド力の裏側 ラケットの会社が雪山で存在感 (3/3 ページ)
ミラノ・コルティナ冬季五輪のスノーボード競技では、日本のスポーツ用品メーカー「ヨネックス(YONEX)」の企業ロゴが何度も空を舞った。
世界では上位5社が席巻
同社は前回2022年北京五輪に続き、今大会もスノーボードの日本代表選手の公式ウエアを提供している。太陽光と人体から発する赤外線を熱に変え、衣服内の温度を高く保つ独自素材を用いた設計で技術力を発揮。ボードとウエアのトータルでトップ選手をサポートする態勢を整えられることも強みになっている。
世界では、ヨネックスブランドの浸透度はまだまだ低い。市場を調査するShareFair Marketsのリポートによると、スノーボードメーカーの世界シェアは、米国の「Burton (バートン)」が首位を維持しており、フランスの「Salomon (サロモン)」や米国の「K2(ケーツー)」などを含めた上位5社が市場の70%以上を占める。ヨネックスは詳細を公表していないが、決算書によると同社の売上高の7割以上をバドミントンとテニスの用品事業が占めており、スノーボード事業の比率は数%程度にとどまるとみられる。今後の少子高齢化で国内スノーボード人口の減少が予想される中、ヨネックスがさらに存在感を示すには海外市場の開拓が欠かせない。(西村利也)
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