調査リポート
企業が「AI禁止」してるのに使用、就活生の6割 ルール無視が横行か
SHIFT AIが実施した調査で、志望企業がAIの利用を禁止していても「AIを活用する」学生が約6割に上ることが分かった。
AI学習コミュニティーを運営するSHIFT AI(東京都渋谷区)は、大学生を対象に「就職活動における生成AI活用の実態調査」を実施した。その結果、志望企業がAIの使用を禁止していても「一部活用」または「フル活用」している学生が64.6%に上ることが分かった。
「一部活用」は49.3%、「フル活用」は15.4%だった。企業が掲げるルールが、事実上機能していない可能性がある。
またAI使用を禁止していた場合に「その企業を受けるのをやめる(価値観が合わない)」と回答した学生は13.9%だった。
AIの生成物に対し、「提出時にばれる不安」を感じる学生は73.6%に達した。
その解決策として「自分の言葉にリライト(修正)して提出する」人は38.6%だった。「ばれる不安はあるがそのまま(または微調整で)提出する」は35.0%だった。
AIを活用することで、どのくらい効率化できたのか。ES作成では「大幅に短縮」(18.6%)、「少し短縮」(49.3%)を合わせて67.9%が時間短縮できたと回答した。企業・業界研究は60.0%、面接対策では61.8%だった。
AIの具体的な使い方は「ES・履歴書の作成」が最も多く55.4%に達した。以降「文章の校正・推敲(すいこう)」(41.1%)、「自己分析」(35.7%)が続いた。
本調査は2月2〜9日、就職活動においてAIを利用した経験がある全国の学生280人を対象に、インターネットで実施した。
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