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「第5次ブーム」カプセルトイはなぜ人気? 専門店が続出、イオン・ゲオも注目する納得の背景(2/5 ページ)

現在、第5次ブームを迎えているカプセルトイ。1960年代に日本へ上陸してから、幾度ものブームを起こしているが、今回のブームの特徴はどこにあるのか。

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メリットは「運営コスト」がかからないこと

 トーシンが運営する「#C-pla(シープラ)」は2018年に実験店として1号店を構えた。同社はそれまでカプセルトイの設置を手がけていたが、チェーン展開として本格的に拡大したのは#C-plaが初となる。以降、2021年から出店ペースが加速し、執筆時点で263店舗を展開する。若者が多い繁華街に出店することもあるが、主な出店先は商業施設だ。

 扱う景品のジャンルは多岐にわたる。「アンパンマン」のように子どもをターゲットにしたものから、「富士そば」の小型食品サンプルのようにマニアックなものも取り扱っている。男女問わず店を訪れ、子どもだけでなく幅広い年齢層が訪れる。自社で有力なIPを持たない分、幅広いジャンルの景品を提供。多様なニーズに対応していて、自社限定の商品も扱う。


トーシンが展開している「#C-pla(シープラ)」(出所:同社公式Webサイト)

 #C-plaの好調は業績にも表れており、トーシンの売上高は2024年5月期の約116億円から、2025年5月期には100億円ほど伸びて213億円になった。

 事業者側から見たカプセルトイ専門店のメリットは無人で運営できる点だ。景品の補充で人手を要するが、接客要員は基本的に不要である。#C-plaも、店舗や営業時間によって無人で運営している。マシンも基本的に電源は不要なため、維持費があまりかからない。

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