ITエンジニア転職、8割超が「想定より苦労」 「職務経歴書の作成」より大変だったことは?
ITエンジニアの転職経験者の85.6%が、転職活動で「想定より苦労したプロセスがある」と回答した。具体的にどのプロセスが大変だったのだろうか?
IT人材専門のキャリア支援サービス「キッカケエージェント」を展開するキッカケクリエイション(東京都渋谷区)は、過去1年以内に転職したITエンジニアを対象に「ITエンジニアの転職活動におけるつまずき調査」を実施した。その結果、転職活動において「想定していたよりも時間や労力がかかったプロセスがある」と回答した人は85.6%に達した。
転職活動全体を振り返って「想定していたよりも時間や労力がかかったと感じたプロセスが非常にあった」と答えた人は27.8%、「ややあった」は57.8%だった。
時間や労力がかかったプロセスとして最も多かったのは「企業研究や求人情報を収集すること」で49.6%だった。以降「職務経歴書を作成すること」(33.6%)、「自己分析をすること」(33.2%)が続いた。
自由回答では「自分の強みを理解して言語化するのにかなり時間がかかった」「書類審査で落ちて、面接までこぎつける企業が少ない」といった声が寄せられた。
求人検索開始から入社までの期間は「3〜6カ月未満」が最も多く37.9%だった。「1〜3カ月未満」(31.2%)、「6カ月〜1年未満」(10.4%)が続いた。
転職活動で「転職サイト(スカウト型含む)を利用した」人は36.7%に上った。「転職エージェントを利用した」は28.7%、「両方利用した」は25.7%だった。「いずれも利用せず、自力で転職活動を行った」は5.2%にとどまった。
転職活動でつまずいたと感じた具体的な場面は「面接で自己PRをうまく伝えることができなかった」が最も多く58.3%だった。「転職理由・志望動機の深掘りに対応できなかった」(39.8%)、「コーディングテストで思うような結果を出せなかった」(27.4%)が続いた。
本調査は2025年11月18〜22日、過去1年以内にITエンジニアとして転職した327人を対象に、インターネットで実施した。
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