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就活に広がるAI面接官 便利さの裏で企業が手放さない「最後の判断」(2/2 ページ)
2027年春に卒業予定の大学生らを対象とした採用活動が本格化している。エントリーシートの判定や、人間に代わって面接を行う「AI面接官」の活用などがみられる。
一方、AIの利用をやめた企業もある。
積水ハウスは25年4月入社の採用活動で、学生の自己紹介の動画をAIで点数化するソフトを導入。実際には、採用はAIの判定とは関係なく行ったが、人とAIの評価に相関関係が認められるかどうかを試し、将来的な導入を検討しようとした。だが、相関性が認められなかったため、そのソフトの使用をやめ、別のAIの活用方法を模索しているという。
採用活動での的確なAI活用について、日本総合研究所関西経済研究センターの藤山光雄所長は「どのような学生を高く評価するか、どんな受け答えを試すのかなどは企業により異なる。企業独自の評価軸や評価方法を、AIの判断基準に適切に落とし込むことが求められる」と指摘する。
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