20代の52%が「出世望まず」 それでも理想年収645万円のジレンマ(1/2 ページ)
マイナビは、20代の正社員を対象に実施した「仕事・私生活の意識調査(2025年実績)」を実施した。その結果……。
マイナビ(東京都千代田区)は、20〜29歳の正社員を対象に「仕事・私生活の意識調査(2025年実績)」を実施した。その結果、現在の年収は「300万円台」(31.1%)が最も多く、「400万円台」(22.7%)が続き、平均年収は400万3000円だったことが分かった。
一方、理想の年収については「700万円以上」(24.0%)が最も多く、理想の平均年収は645万円で、現実との差は244万7000円となった。
現在の給与について、「満足していない(あまりそう思わない+そう思わない)」が43.1%と、「満足している(そう思う+まあそう思う)」の29.6%を上回った。
また、全体の41.0%が投資をしており、その内訳を見ると、現在の給与に「満足している」人では53.0%と半数以上、「満足していない」人でも35.3%が投資をしていた。
「給与の満足度にかかわらず、20代の正社員が投資をする背景には、将来の金銭的不安への備えや資産形成による選択肢拡大などの背景が推察される」(マイナビ)
現在、役職についていない20代の正社員に「今後の出世に対する意向」を聞くと、「出世は望まない」が52.3%で、「出世したい」の47.7%を上回った。
出世したい理由として「働くならキャリアを積んでいきたい」「部長クラスにならないと理想年収になることができない」といった声があった。一方、出世を望まない理由として「出世しても面倒が増えるだけ」「給料は増えないのに責任ばかり増える」「ワークライフバランスが崩れそう」などのコメントがあった。
出世したいと回答した人に「どの役職まで昇進したいか」を聞くと、「係長・主任・職長クラス」が51.8%で最多で、「部長クラス以上」は22.8%にとどまった。
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