ミライ人間洗濯機の実力 “こすらない入浴”はここまで来た(1/2 ページ)
昨年開催された大阪・関西万博で展示され大きな注目を集めた、入浴するだけで全身を洗浄できる次世代の入浴装置「ミライ人間洗濯機」。当初は一点ものとして制作されたが、国内外から購入を希望する声が寄せられ、大阪市内のホテルや東京都内の家電量販店などにも導入された。
昨年開催された大阪・関西万博で展示され大きな注目を集めた、入浴するだけで全身を洗浄できる次世代の入浴装置「ミライ人間洗濯機」。当初は一点ものとして制作されたが、国内外から購入を希望する声が寄せられ、大阪市内のホテルや東京都内の家電量販店などにも導入された。製造を手掛けたサイエンス(大阪市淀川区)を取材し体験入浴したところ、技術力の高さに加えて介護分野などでの可能性も感じた。
包み込まれる感覚
万博のパビリオンにあったミライ人間洗濯機が移設展示されている大阪市内の同社ショールームを訪ねると、白と黒を基調とした近未来的なデザインが目に飛び込んできた。装置は長さ約2.4メートル、幅約1.2メートルで、上部カバーがワニの口のように開いて内部のいすに座れる構造となっている。
1回の入浴は約15分。水着に着替えていすに座りカバーが閉まると、注水が始まった。足元から徐々にお湯で満たされ、腰付近までつかった。お湯には「マイクロバブル」と呼ばれる超微細な泡が含まれ、つかるだけで泡が毛穴などの汚れを落としてくれるという。「洗濯機」というだけにジェット水流で洗い流すイメージがあったが、泡で白濁したお湯が優しく包み込むといった感覚だ。
注水が終わると前方や上部に設置されたノズルからシャワーが出てきた。シャワーのお湯にはさらに微細な気泡が含まれ、こちらもこすらずに汚れを落とす効果があるという。上半身に満遍なくシャワーが当たる。
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