ニュース
なぜ燃えるモバイルバッテリー 市場に出回る“怪しい電池”の実態(4/4 ページ)
モバイルバッテリーが発火する事故が相次ぎ、国土交通省は24日から旅客機内での使用を禁止する安全基準の適用を始めた。
製品評価技術基盤機構(NITE)・宮川七重氏「デリケートな製品、取り扱い慎重に」
リチウムイオン電池を使う製品の事故が増えている最大の理由は、モバイルバッテリーのように持ち運んで日常的に使う機器が広がり、母数が膨らんだことにある。異常が表れやすいのは充電時で、不具合があるのに使い続けると発熱や膨張が顕在化する。
安全に使うには、まず電池はデリケートな製品だと認識しなくてはならない。落下などの衝撃を避け、極端な高温や低温の場所に置かないことが取り扱いの基本となる。特に夏場は製品がうまく放熱できずに事故につながりやすいため、自動車内や室内での放置は避けたい。落とした直後に正常に動いても安心せず、その後も発熱や膨らみがないか注意が必要だ。
充電は就寝中は避け、外出時は放置せずに目の届く範囲で行うべきだ。異常があればすぐに充電や使用をやめ、廃棄時は自治体の分別ルールに従った適切な処分が欠かせない。(聞き手 桑島浩任)
copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.