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4月の景気動向、2カ月連続で大幅悪化 止まらない悪化の元凶は?(2/2 ページ)

帝国データバンクは4月の景気動向を発表した。止まらない悪化の元凶はどこにあるのか?

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小規模企業、コロナ禍以来3年8カ月ぶりに30台

 規模別では、「大企業」「中小企業」「小規模企業」の全てで2カ月連続の悪化となった。特に「小規模企業」はコロナ禍の2022年8月以来、3年8カ月ぶりに30台に落ち込んだ。中小企業では、「建材・家具、窯業・土石製品製造」「化学品製造」などの「製造」も資材の調達難と価格上昇が直撃し、6カ月ぶりに40を下回った。

 「大企業」も前月比1.5ポイント減の45.8で、2カ月連続で悪化。「卸売」では「機械・器具卸売」「化学品卸売」など9業種中6業種が落ち込んだ。加えて、石油製品の調達難・価格高騰が響いた「製造」の悪化も重しとなった。

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規模別の景気DI

 地域別でも、2カ月連続で10地域の全てが悪化した。全地域が2カ月連続で悪化するのは、2022年2月以来、4年2カ月ぶりとなる。「中国」「東北」など5地域が30台に落ち込んだ。

 中国地方では、買い控えを指摘する声が上がった「小売」のほか、中東情勢の影響が顕在化した「輸送用機械・器具製造」を中心とする「製造」など10業界中6業界で景気DIが30台となった。東北においては、「機械・器具卸売」など「卸売」の景気DIは33.2へ落ち込んだ。一方で、大手の工場稼働やホテル進出などが下支えとなり、域内6県中3県が上向いた。

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地域別の景気DI

 調査は、2万3083社を対象にインターネットで実施した。期間は4月16〜30日。

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