社会人10年目までの平均年収「300万〜400万円未満」が最多 目標年収額は?
パーソルキャリアは、社会人1〜10年目までのお金に関する調査を実施した。目標年収額や貯金額は?
パーソルキャリアが社会人1〜10年目の3078人を対象にお金に関する調査を実施した。社会人の平均貯金額は451万円だった。一方で、およそ10人に1人が「貯金ゼロ」であることも分かった。
現在の貯金額(株式や投資信託なども含む)で最も多かったのは「1〜100万円未満」(20.8%)で、「0円」も9.3%に上った。男女別では、男性が平均535万円、女性が368万円で、年次別では年次が上がるにつれて増加する傾向がみてとれた。
1年間で貯めたい理想の額は、平均237万円だった。ただし、いずれの年次でも「100万円」と回答した人が約30%を占めており、年間100万円を1つの目安としている層が一定数いることがうかがえる。
現在の年収は「300万〜400万円未満」(22.6%)が最多となり、以降「400万〜500万円未満」(19.9%)、「300万円未満」(19.7%)と続いた。「500万円未満」が62.2%を占める。年次別では、1〜2年目から3〜5年目にかけて年収500万円以上の割合が増加するが、5年目以降は30%台前半で頭打ちとなった。
目標とする年収額は「500万〜600万円未満」(16.1%)が最も多かった。以降「400万〜500万円未満」(14.9%)、「600万〜700万円未満」(11.1%)と続いた。年次別では「1000万円以上」と回答した人の割合の合計は「5年目」(14.0%)が最多で、「9年目」(13.9%)、「6年目」(13.7%)が続く結果となった。
収入アップのための取り組みも調査した。何らかの行動をしている人では「資格取得」(26.4%)、「スキルアップ」(21.7%)、「資産運用」(18.2%)が上位を占めた。年次別では、1〜6年目では「資格取得」「スキルアップ」が上位に挙がる一方、7年目以降は「資産運用」の割合が高まった。
調査は20〜34歳の3078人を対象にインターネットで実施した。期間は2025年12月23〜26日。
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