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なぜ、ユニクロの売り場は「買いやすさ」と「補充しやすさ」を両立できるのか 強さを支える“思想”に迫る(2/5 ページ)
少々の割高感が話題になることもあるが、いまだ圧倒的な人気を誇るユニクロ。小売りに詳しい筆者が、その売り場から「強さ」の正体を分析する。
「効率化」と「ブランド力」を両立させる、ユニクロのスゴい戦略とは?
平積みには、補充が速い、サイズや色の欠品を起こしにくい、少人数で運営できる、回転率を維持しやすい、といったオペレーション上の「意味」があります。つまりユニクロは「どう魅せるか」だけではなく、「どう補充するか(少ないスタッフ数で顧客に不便をかけないか)」まで含めて売り場を作っています。小売業における普遍的な成功モデルだと言えます。
一時期のGMS(総合スーパー)では、百貨店のような演出型売り場を目指した結果、1坪当たり在庫高が減り、しかも補充人員が十分ではないため、商品が売れるとすぐ欠品が発生するケースも見られました。見た目はキレイでも補充が追いつかず、サイズ欠けや棚の空きが発生し、結果として機会損失を起こしてしまったのです。
一方、西松屋などはユニクロと同様、坪当たり在庫を多めに持ちながら、少人数でも補充しやすい売り場を構成しています。小売では、この「補充しやすさ」が非常に重要です。ユニクロは、この補充しやすさとともにブランド感を両立しているのが非常に巧みです。
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