コラム
「人生の豊かさ」は手帳で決まる? AI時代に変わる時間管理(3/4 ページ)
AIが効率化や情報整理を担うようになることで、人間が「効率化のための仕事」をする必要は減っていきます。その結果、これからの手帳には、単なる予定管理ではなく……。
新しい基準:「人生の豊かさ」で選ぶ
では、タイトルにある「人生の豊かさ」を軸にした手帳選びというのは、どういうことでしょうか。
それは、「効率的である」前の段階での軸をつくる手帳ということです。つまり、「なぜ効率的に行うのか」「効率的に行った先にあるものは何か」「効率的に行ったことでどのような貢献が生まれるのか」といった問いに応える必要があるということです。
「どのように」ではなく「なぜ」「何を」を明確にすることが必要です。
この視点を持つと、手帳の価値は一気に変わります。
30歳代、40歳代というのは、仕事の責任も増え、公私にわたってやるべきことが倍増します。組織に属する人であれば、経営層と若手のはざまでコミュニケーションもままならず、心身ともにハードな毎日を送っている人も多いでしょう。
忙しい人ほど、手帳には、「本来自分が担うべき役割、貢献すべきこと」「自分にとって大切にすべき価値観」「成し遂げたいビジョン」を明記し、定期的に振り返ることのできるツールであるべきです。
手帳には、この「人生において貢献すべきことは何か」「自分は何を大切にしたいのか」「人生におけるビジョンは何か」を導き出せるプロセスを持つ、あるいは自分で作り出すプロセス(機能)が必要となるわけです。
そして、そのうえで「そのために今週、今日、何をするのか」という、やるべきことを選択するという意思決定プロセスを持つツールであることが望まれます。
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