セブン&アイHD元会長・鈴木敏文氏が死去 「セブン-イレブン」創業者、コンビニ普及をけん引
セブン&アイ・ホールディングスは5月25日、元会長で名誉顧問の鈴木敏文氏が亡くなったと発表した。93歳。「セブン-イレブン」の創業に携わり、日本のコンビニエンスストア事業をけん引した。
セブン&アイ・ホールディングスは5月25日、元会長で名誉顧問の鈴木敏文氏が亡くなったことを発表した。「セブン-イレブン・ジャパン」の創業者で、93歳だった。死因は心不全だったという。
鈴木氏は1932年12月1日、長野県に生まれた。1956年に中央大学経済学部を卒業後、東京出版販売(現トーハン)を経て、1963年にイトーヨーカ堂へ入社した。1973年にはヨークセブン(現セブン-イレブン・ジャパン)の設立に携わり、1978年に同社社長に就任した。
その後、イトーヨーカ堂の代表取締役会長最高経営責任者(CEO)、セブン-イレブン・ジャパン代表取締役会長最高経営責任者(CEO)、セブン&アイHD会長兼CEOなどを歴任。2016年から現職だった。社外では経済団体連合会(経団連)の副会長なども務めた。
セブン&アイHDの伊藤順朗会長は「『セブン-イレブン』を創業し、コンビニエンスストアを生活インフラとして広く認知されるまでに育て上げ、新たな商品・サービスなどの創造に挑戦し続けたその真摯(しんし)な姿勢は、グループの大切な源泉となっております」とコメントした。
同社によると、鈴木氏は5月18日に亡くなったという。通夜、葬儀は遺族の意向により、近親者のみで執り行う。後日、お別れの会を開催するとしている。
5月25日に実施したローソンのキャンペーン発表会で、同社の竹増貞信社長は報道陣の取材に応じ、鈴木氏の訃報について「とてもショックで驚いています。お悔やみを申し上げます。もう一度お話を聞きたかった、残念だという気持ちが非常に大きいです」とコメントした。
竹増社長は、鈴木氏がセブン&アイHD会長を退任した後に昼食を共にしたエピソードにも触れ「業界について、いろんな話をしてくださいました。厳しくもあり、優しくもあり、業界のことをしっかりと考えておられる方でした」と振り返った。
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