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「渋谷がつまらなくなった」は本当か 東急グループ、再開発の行方(4/4 ページ)

近年、再開発が進む渋谷を批判する声をよく耳にする。その多くは「つまらなくなった」「若者の街ではなくなった」といった内容だが、東急グループが中心の再開発は街に何をもたらしたのか。

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今後もさらなる再開発を予定

 東急グループは今後も再開発を続ける方針だ。東急百貨店本店の跡地では地上34階建ての「Shibuya Upper West Project」が建設中で、2029年度の竣工を予定している。これまでの再開発とはやや異なり、低層階は店舗、中層階はホテル、高層階は分譲住宅という構造だ。また、百貨店は再出店しない。

 宮益坂の下、ヒカリエの北側では「宮益坂地区第一種市街地再開発事業」が進行中だ。現在は雑居ビルが並ぶエリアで、2027年の着工、2031年の竣工を目指す。地上33階建てで、低層階は店舗やホール、中層階以上がオフィス、最上部に宿泊滞在施設が入居する予定だ。

 経営上は正解とはいえ、渋谷の商業・文化の街としての存在感は今後、さらに薄れることになるだろう。再開発により、若者の街から大人の街へと変化していくと、2030年代の渋谷は大手町や新宿副都心のような「オフィス街」としての認識が定着するかもしれない。

著者プロフィール

山口伸

経済・テクノロジー・不動産分野のライター。企業分析や都市開発の記事を執筆する。取得した資格は簿記、ファイナンシャルプランナー。趣味は経済関係の本や決算書を読むこと。 X:@shin_yamaguchi_


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