インタビュー
フリーランス→正社員が急増 40代はやっぱり不利なのか、戻りたい人の現実:正社員に戻りたい(2/4 ページ)
フリーランスから正社員に戻る人が増えている。だが、40代以上の転職は本当に不利なのか。企業が採用で重視するのは年齢や肩書ではなく、チーム経験や組織への適応力だった。採用担当者の声から実態を探った。
戻りたい人は増えても採用は狭き門
フリーランス向け人材サービスを展開するHajimari(東京都渋谷区)によると、40代以上のフリーランスから「正社員に戻りたい」という相談は、この1年で2.3倍に増えた。
年齢を重ねてから正社員復帰を目指す動きは、もはや珍しいものではない。その背景には、生成AIの台頭による需要の変化がある。コーディングなど実装工程の案件は、全体に占めるシェアが約8%低下する一方、AI関連の案件は直近で6倍超に拡大している。企業の発注が、要件定義やマネジメントといった上流工程へシフトしているためだ。
だが、正社員希望の相談が増えても、採用に至るケースは限られる。同社の支援を受けた人のうち、正社員転換に至った割合は約2.5〜3%にとどまる。そのうち最も多いのは、プログラマーやエンジニアといった実務クラスで約60%を占める。40代以上では、現場で培った実装スキルを生かして正社員に戻るケースが中心だ。
では、40代という年齢は壁になるのか。同社によると、多くの企業は明確な年齢制限を設けていない。ただし、年齢に応じて企業が求める経験や実績は変わる。中には、40歳前後を目安に採用対象を絞り込む企業もあるという。
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