ディズニーやUSJにあって「ジャングリア沖縄」にないものは何か? アトラクションでも格安チケットでもない「カギ」とは(1/3 ページ)
ジャングリア沖縄が間もなく、オープンから1年を迎える。当初の目標を下回る来園者数など不調が続くが、どうすればここから立ち直れるのか。
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著者プロフィール
山口伸
経済・テクノロジー・不動産分野のライター。企業分析や都市開発の記事を執筆する。取得した資格は簿記、ファイナンシャルプランナー。趣味は経済関係の本や決算書を読むこと。 X:@shin_yamaguchi_
2025年7月に開園した「ジャングリア沖縄」は、7〜9月の期間限定チケット「ふらっとチケット」を販売中だ。価格は2970円(12歳以上)で、「1Dayチケット」(6930円)の半額以下。「ダイナソー サファリ」など、対象となっている5つのアトラクションから1つだけに乗れる仕様で、3〜4時間の滞在客を想定しているという。
ジャングリアは来場者数の目標を公表していない。開発を主導したマーケティング会社・刀の代表である森岡毅氏は当初「沖縄美ら海水族館」の半分程度でも十分採算に合うとしていたため、目標は年間150万人とみられる。
だが琉球新報の取材によると、オープンから半年間の実績は65万人で、スパを除いたパーク単体の来場者数は55万人だった。同じペースで続けば年間で110万人となる見込みだ。
本来テーマパークは周辺地域の住民が主な客となるべきだが、県内客が少ないというデータも出ている。集客に苦戦する様子もうかがえる。
批判もあったが、一定程度の評価は得ている。
ジャングリア沖縄では主なプランとして3種類のパークチケットを販売している。スパ利用が可能なチケットは9240円で、パーク単体のチケットは6930円。そして新たに販売したふらっとチケットは2970円だ。
この他、6月まで期間限定で一部アトラクションのプレミアムパスが付いた「午後チケット」を販売しているが、価格は6930円。今回のふらっとチケットは安さを売りにしている。
ふらっとチケットでは「スタンバイ・アトラクション」を1つのみ利用でき、整理券アトラクションやスパは利用できない。沖縄旅行の合間に来てもらうことを想定している。
開業当初は「アトラクションが少ない」「休める屋根付きの場所が少ない」など、SNSを中心にさまざまな批判が巻き起こった。だが、本稿の執筆時点でGoogle Mapの口コミ平均スコアは「4.1」。アトラクションが少ないなどの意見が散見されるが、一定の評価を得ているようだ。
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