2015年7月27日以前の記事
検索
連載

ディズニーやUSJにあって「ジャングリア沖縄」にないものは何か? アトラクションでも格安チケットでもない「カギ」とは(1/3 ページ)

ジャングリア沖縄が間もなく、オープンから1年を迎える。当初の目標を下回る来園者数など不調が続くが、どうすればここから立ち直れるのか。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-

ダイハツ、旭化成、NOT A HOTELなど登壇:
無料セミナー「ITmedia デジタル戦略EXPO 2026 夏」開催!

photo

ITmedia デジタル戦略EXPO 2026 夏では、各分野の第一人者や企業の現場でビジネス変革に取り組むリーダーの声を通じて、経営×IT×現場のコラボレーションで全社変革を進めるヒントをお届けします。

AIを活用したデジタル戦略が必須となる中、ダイハツ工業や旭化成、NOT A HOTELなどビジネス変革に取り組む企業の「当事者の声」を通じて、現場のリアルな課題解決方法を探ります。視聴登録はこちらから。


  • 開催日:7月8日(水)〜8月5日(水)
  • 形式:オンラインセミナー
  • 参加費:無料

著者プロフィール

山口伸

経済・テクノロジー・不動産分野のライター。企業分析や都市開発の記事を執筆する。取得した資格は簿記、ファイナンシャルプランナー。趣味は経済関係の本や決算書を読むこと。 X:@shin_yamaguchi_


 2025年7月に開園した「ジャングリア沖縄」は、7〜9月の期間限定チケット「ふらっとチケット」を販売中だ。価格は2970円(12歳以上)で、「1Dayチケット」(6930円)の半額以下。「ダイナソー サファリ」など、対象となっている5つのアトラクションから1つだけに乗れる仕様で、3〜4時間の滞在客を想定しているという。

 ジャングリアは来場者数の目標を公表していない。開発を主導したマーケティング会社・刀の代表である森岡毅氏は当初「沖縄美ら海水族館」の半分程度でも十分採算に合うとしていたため、目標は年間150万人とみられる。

 だが琉球新報の取材によると、オープンから半年間の実績は65万人で、スパを除いたパーク単体の来場者数は55万人だった。同じペースで続けば年間で110万人となる見込みだ。

 本来テーマパークは周辺地域の住民が主な客となるべきだが、県内客が少ないというデータも出ている。集客に苦戦する様子もうかがえる。


出所:ジャパンエンターテイメントプレスリリース

批判もあったが、一定程度の評価は得ている。

 ジャングリア沖縄では主なプランとして3種類のパークチケットを販売している。スパ利用が可能なチケットは9240円で、パーク単体のチケットは6930円。そして新たに販売したふらっとチケットは2970円だ。

 この他、6月まで期間限定で一部アトラクションのプレミアムパスが付いた「午後チケット」を販売しているが、価格は6930円。今回のふらっとチケットは安さを売りにしている。

 ふらっとチケットでは「スタンバイ・アトラクション」を1つのみ利用でき、整理券アトラクションやスパは利用できない。沖縄旅行の合間に来てもらうことを想定している。


ふらっとチケットが対象としているスタンバイ・アトラクション(出所:ジャングリア沖縄公式Webサイト)

 開業当初は「アトラクションが少ない」「休める屋根付きの場所が少ない」など、SNSを中心にさまざまな批判が巻き起こった。だが、本稿の執筆時点でGoogle Mapの口コミ平均スコアは「4.1」。アトラクションが少ないなどの意見が散見されるが、一定の評価を得ているようだ。


ふらっとチケットは、ショーにも参加できる(同前)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る