大手企業の48.3%「AIエージェントを現場で活用」 一方で課題も
大手企業の約半数がAIエージェントを実際に現場で活用していることが分かった。中には「全社展開・経営戦略統合」まで活用の幅を広げている企業もあるが、課題も見えてきた。
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大手企業のAIエージェント活用が、実運用フェーズに入りつつある。パーソルキャリアによると、AIエージェントを現場で活用している企業の割合は48.3%に上り、そのうち20.0%が「全社展開・経営戦略統合」まで到達していることが分かった。
AIエージェントの活用による効果を聞いたところ、「特定の業務・領域では効果を実感できている」(35.0%)と「明確な成果が出ており、業務として定着している」(24.0%)が合わせて59.0%に上った。
特に手応えを感じた変化については「属人化していた業務ノウハウの形式知化・継承が進んだ」(47.6%)が最多となった。以降「顧客・現場のニーズや声が、データとして体系的に可視化された」(39.0%)、「意思決定に必要なデータの収集・整理スピードが向上した」(36.4%)と続いた。
一方で、AIエージェントの運用や判断を担う役割・体制がどの程度整っているかを尋ねたところ、「十分に整っている」は19.8%にとどまった。「ある程度整っているが不足感もある」(43.4%)を含めると、体制に不足感を覚えている企業が73.1%を占めることが分かった。
AIエージェントの導入・活用に取り組む際の課題や障壁として、最も多く挙げられたのは「AIエージェントを設計・評価できる人材の不足」(45.9%)だった。その他「業務や活用目的の整理ができていない」(32.1%)、「推進部署が設置されていない」(29.3%)といった声が寄せられた。
調査は、売上高1000億円以上の企業に在籍する部長職以上の505人を対象にインターネットで実施した。期間は5月20〜22日。
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