延長コードは隠さなくていい 町工場が生んだ「見せる」という発想(4/4 ページ)
新たな「快適」や「便利」を届けたい、消費者と直接つながりたい…。私たちが何げなく手にする製品には、作り手のさまざまな思いと、それを形に変えた確かな技術が込められている。
■手に取ると■
「Cross」は、0.5メートルが7920円(税込み)。1メートルや2メートルなど他の長さも販売されています。
パッケージはシンプルですが「Extension Cord」などのロゴがスタイリッシュ。コードが予想以上にしなやかでしっとりと手になじみます。
艶消しの黒色とともに、タップやプラグとコードが一体成型されている点も、高級感のポイント。プラグに差し込んだときの感触も心地よく「何度も改良しました」(康行さん)というのもうなずけます。
ユーザーからは「送別会のプレゼントに購入しました。スマートなデザインで使い勝手が良い」「新入社員のご褒美にしたら本人のやる気につながった」などの声も寄せられているといい、実用性と同時に“所有欲”を満たす一本といえそうです。
■大原電線■
昭和43年に大原電線製造所として設立。平成2年7月に大原電線株式会社とし現在に至る。高品質の「ビニルコード」(電線)を専門に製造しているが、さまざまな断面形状や太さの電線を、小ロットから手掛ける柔軟な対応力で、取引先からの信頼が厚い。
大阪府東大阪市川俣1丁目15番15号。ホームページはhttp://oharadensen.com/。Extension Cordのホームページはhttps://ooharadensen.shop/
「大阪製ブランド」は大阪府のものづくりのブランドイメージを向上させるため、府が平成24年からスタートした事業。中小企業の優れた技術に裏打ちされた創造力のある製品を知事が認定する。令和7年度までに171製品を認定。イメージアップとともに、自社製品開発の機運促進にも貢献している。
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