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ニデック品質問題、844件の不適切行為 「永守氏に権限集中」が背景(1/2 ページ)
モーター大手のニデック(旧日本電産)は4日、品質問題に関する調査委員会の調査報告書を公表した。
モーター大手のニデック(旧日本電産、京都市)は4日、品質問題に関する調査委員会の調査報告書を公表した。調査委は、無断で製造工程を変更するといった不適切な行為が844件あったと認定。創業者の永守重信氏に権限が集中する経営や、実力に見合わない業績目標などが、品質不適切行為が相次いだ背景にあったと指摘した。
不適切行為は、顧客の承認を得ずに部材や工程などを変更する事案が9割超を占めた。試験や検査結果の改竄(かいざん)や捏造(ねつぞう)もあった。事案の深刻度でみると、ニデックグループの役員や拠点長が関与したり、法令違反の疑いや安全性への高いリスクがあったりする重大な行為が60件認定された。
原因については、M&A(企業の合併・買収)で事業規模が急拡大する中、経営の権限が永守氏に集中し、短期的な業績目標の達成やコスト低減が強く求められたことなどが、不適切行為を許す「不健全な状態」を形成したと指摘した。
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