ニュース
タイムズカーは3000円、GMOは300万円 漏えい「見舞金」納得できる?(2/2 ページ)
個人情報の漏えいが相次ぐ中、利用者は「500円の見舞金」「経営責任者の謝罪」では納得しないようだ。企業に求める対応について、調査結果から考える。
重視するおわび 「経営責任者からの謝罪」はわずか6.8%
おわび・通知で最も重視するものは「自分の何の情報が漏れたのかの明確さ」(36.8%)が最も多く、「漏えいの原因と経緯の説明」(20.4%)、「公表・連絡の速さ」(19.6%)が続いた。一方で「補償・おわび金」(10.4%)、「経営責任者からの謝罪」(6.8%)はいずれも1割以下だった。
情報漏えいなどに関する通知を受け取った経験がある人に限ると、重視するおわびは「何の情報が漏れたのか」が44.1%に上った。「経営責任者からの謝罪」は1.8%まで下がる結果となった。
信頼回復に最も効果があると思うものは?
企業が信頼を回復するために最も効果があると思うものを聞くと、トップは「セキュリティ対策の強化・公表」(45.0%)だった。次いで「第三者認証(プライバシーマーク・ISMS認証など)の取得・公表」(19.2%)、「再発防止策の進捗報告」(19.0%)が続き、最下位は「経営陣の交代・処分」(3.6%)だった。
サービス登録時に企業のセキュリティ体制や認証マークを「気にする」は56.2%だった。漏えい通知を受け取った経験がある人では67.0%と、経験のない人(47.2%)を約20ポイント上回った。
調査は、20〜69歳の500人を対象にインターネットで実施した。期間は9月17〜18日。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
タイムズカー、見舞金「3000円」を“被害者の一部”に支払いへ 対応費用で55億円の特別損失
パーク24は10月23日、カーシェアサービス「タイムズカー」の会員情報が漏えいした不正アクセス事案について、一部の被害者に見舞金として3000円相当の現金または金券を渡すと発表した。
GMO、サイバー犯罪情報に「懸賞金1.5億円」 最大300万円の特別見舞金も
GMOインターネットグループは「お名前.com デスクトップクラウド」への不正アクセスを巡り、総額100万ドル(約1億5000万円)を上限とする「GMOサイバー犯罪撲滅・懸賞金」を創設すると発表した。
【一体何が?】21日夜に「緊急メンテナンス」続々 業務ツール、ソシャゲ、通販、自治体Webサイトなど
10月21日夜に「緊急メンテナンス」の実施を発表する企業が相次いでいる。対象サービスは、業種業界を問わない。いったい何が起きているのか。
【不正アクセス10月1〜9日】焼肉きんぐ1078万件、ローソン215万件、JR東206万件など(発表まとめ)
不正アクセスの被害が相次いでいる。10月も連日報道があり、焼肉きんぐ公式アプリの会員情報1078万件、ローソンIDなど215万件、JR東日本の会員情報206万件などが漏えいした可能性がある。10月1〜9日までの発表をまとめた。
政府システムに不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 原因は「既知のVPN脆弱性」 なぜ防げなかった?
デジタル庁が運営する政府システムが不正アクセスを受け、個人情報約24.6万件が漏えいした可能性があると発表した。事前に把握していたVPN機器の脆弱性から侵入されたという。なぜ防げなかったのか。



