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サイバー防御の識者が警告「経営会議を開いていては遅い」 AI攻撃は10時間、穴埋めに55日の“格差”

サイバーセキュリティ会社である日本プルーフポイント(東京都千代田区)の常務執行役員でチーフエバンジェリストの増田(そうた)幸美さんが長野県庁で、最新AIによるサイバー攻撃の現状と防御について講演した。「AI攻撃は人間の判断を待たない」とし、備えの重要性を強調した。

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産経新聞

 サイバーセキュリティ会社である日本プルーフポイント(東京都千代田区)の常務執行役員でチーフエバンジェリストの増田(そうた)幸美さんが11月4日、長野県庁で、最新AIによるサイバー攻撃の現状と防御について講演した。「AI攻撃は人間の判断を待たない」とし、備えの重要性を強調した。

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AIを使ったサイバー攻撃とその防御策について講演する増田幸美さん=10月4日、長野県庁(石毛紀行撮影)

AIは10時間で発見、対処は55日 「現場判断で即遮断を」

 講演は、長野県警、県など行政機関、経済団体、大学の計16機関・団体が参加する「経済安全保障ながのネットワーク」の総会に合わせ開催。参加機関の役員や担当者ら約50人が聴講した。

 増田さんは、急増している国内各所へのサイバー攻撃について「約10時間でシステムの脆弱(ぜいじゃく)性の穴を見つける」と指摘。一方で、守る側の企業は、脆弱性の穴を埋めるために55日かかっているという。

 増田さんは「脆弱性が分かったときにはネットワークを止め、隔離するという判断を、システム担当者がやってもいいと決めてほしい。経営会議を召集して話し合っていては遅い」と指南。デジタル資産を減らすことなども含め「何を優先して守るのかが企業の競争力を左右する」と力を込めた。(石毛紀行)

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