ウワサの「東京ミッドタウン」を散策してきました:六本木で感じる緑とアート(2/2 ページ)
東京・六本木の新名所「東京ミッドタウン」が3月30日にいよいよグランドオープンを迎える。地下鉄駅直結という好立地に130のショップやレストランが入居する最新の“お洒落スポット”だ。しかし、一歩足を踏み入れると……。
さて、自然の“グリーン”と並んで東京ミッドタウンの重要なテーマになっているのが“アート&デザイン”だ。敷地内には、イタリア在住の彫刻家・安田侃(かん)氏によるメインアート(「意心帰」と「妙夢」)をはじめ、さまざまな彫刻や絵画が配置され、散策するだけでアーティスティックな気分になる。
またショッピングゾーンのGALLERIAでも、インテリア&デザイン系ショップが多いことに気づくはず。家具や雑貨はもちろん、デザイン家電のセレクトショップ「Idea Digital Code」、ユニークなデザインの液晶テレビを揃えた「ハンスプリー」など、珍しいお店が軒を連ねている。さらに、通路の脇にある柱に目を向けると、陶器や硯といったちょっとしたアートがさりげなく展示されていた。
アートな気分が盛り上がったら、敷地内にある「サントリー美術館」や「FUJIFILM SQUARE」「Fuji Xerox Art Space」、あるいは「東京ミッドタウン・デザインハブ」に足を向けるのもいい。絵画や写真にくわえ、グラフィックデザインやプロダクトデザインなど、幅広いジャンルのアートに触れることができる。これも東京ミッドタウンの大きな魅力だ。
余談になるが、サントリー美術館が東京ミッドタウンに移転したことで、1月にオープンした「国立新美術館」、六本木ヒルズの「森美術館」と合わせて“六本木アート・トライアングル”が出現したらしい。六本木は、いつのまにかアートな街に変貌していたのだ。
東京ミッドタウンの営業時間は、ショップが11時〜21時、レストランは11時〜24時(一部、異なる店舗あり)。アクセスは、都営地下鉄六本木駅(直結)か東京メトロ日比谷線の六本木駅(地下通路で直結)が便利だ。
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