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日本中の“G”が集結――グッドデザイン・プレゼンテーション2007:+D Style News
クルマからトイレットペーパーまで、グッドデザイン賞(Gマーク)の審査対象となった約2200件の製品が東京ビッグサイトに集結。
日本産業デザイン振興会は8月24日、東京ビッグサイトで「グッドデザイン・プレゼンテーション2007」を開幕した。26日まで開催される。2007年度グッドデザイン賞に応募され、2次審査の対象となった約2200件の出展が行われ、デザインという視点から、幅広い分野の製品やサービスを見ることのできる展示会だ。入場料は1000円(中学生以下は無料)。
展示会は、「年に1度、日本のクリエーターが汗水を流して作り上げた、あらゆるジャンルのデザインをまとめて見れる機会」だと、2007年度グッドデザイン賞審査委員長を務める建築家の内藤廣さんは話す。また審査副委員長でインダストリアルデザイナーの奥山清行さんは「“使っている人”と“作っている人”をつなげるだけでなく、作り手同士の対話の場としても、楽しみにしている」と評価した。
また今年の展示では、審査員ひとりずつの一押し作品が、選んだ審査員とともにわかるようになっていているのもポイントだ。
ステージ付近には車がずらり。「ランボルギーニガヤルドスパイダー」(左)はロボットデザイナー・松井龍哉審査員の“私の選んだ一品”。デザインコミュニケーションエリアには、グッドデザイン賞以外の製品も並ぶ。日産の新型「スカイラインクーペ」(中央)に、ホンダの「FCXコンセプト」(右)も見ることができた
みんなが使う、何気ないものに、デザインを込める。ゴーストの業務品トイレットペーパー「ネピア パブリック トイレットロール」(左)。マックの“ゴミ置き場をアートに”するプロジェクトの展示(右)。どちらも全色揃えたくなってしまう
三信化工の樹脂製トレイ(左)は、これだけ傾けても茶碗のふたが落ちない……驚きである。ユニバーサルデザインを取り入れた、オッコデザインの10枚用CDケース(左)。最初どうすれば開くのか見当がつかなかったが、びっくりするほど簡単に開く。会場でわからなかったら、とりあえず“押して”いただきたい
今年度の受賞対象作品の一部は、10月初旬より東京ミッドタウンのデザインハブで展示する予定。なおグットデザイン大賞は10月25日に発表される。
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